資産運用

【投資に驚愕の差】欧米・日本家計の「金融資産構成」を比較してみた

financial_assets

 

シンとポン(@ShinPon_Money)です。

本記事では、欧米・日本家計の「金融資産構成」を比較していきます。

シン
シン
動機は「なぜ多くの日本人は投資をしないんだろう?」という疑問からです(笑)

 

結論ですが、欧米は日本より個人での資産運用に積極的で、資産を増やしていることがわかりました。

少子高齢化・年金減・終身雇用の崩壊など、様々な不安を抱える私たち日本人が、参考にできる部分があるのではないかとおもkます。

ポン
ポン
将来のお金の不安は自分たちで解決すべき時代に突入していますからね。

 

シン・ポン
シン・ポン
それでは早速、比較していきましょう。

 

日本と欧米の「家計の金融資産」を比較

欧米における、家計の金融資産の特徴は以下の通りです。

  1. 株式・債券・投資信託の保有割合が高い(≒投資が一般的)
  2. 複利効果で金融資産が雪だるま式に増えている
シン
シン
以下で詳しく見ていきましょう。

 

家計の金融資産構成を比較(日本・米国・ユーロエリア)

日本・米国・ユーロエリアにおける、家計の金融資産構成は、以下の通りとなっています。

日銀さん、こんな調査やっているんですね。

financial_assets(引用)日本銀行調査統計局|資金循環の日米欧比較

 

結果をまとめると以下の通り。

  1. 日本:「現金・預金」が多く、「債券・投資信託・株式」が少ない
  2. 米国:「債券・投資信託・株式」が多く、「現金・預金」が少ない
  3. ユーロエリア:日本と米国の中間のバランス型
シン
シン
このデータから、欧米では投資が一般的であることがわかりますね。
ポン
ポン
次に、この金融資産構成が、家計にどのような効果をもたらすかを見ていきましょう。

 

金融資産の推移を比較(日本・米国・英国)

以下は、日本・米国・英国の家計における、金融資産の推移(1995-2015)です。

financial_assets_transition
(引用)金融庁|説明資料

 

米国・英国の家計は大幅に金融資産を増やしているのに対し、日本の家計はあまり増えていないことが分かります。

この要因は、上記の「家計の金融資産構成」によるものが大きいでしょう。

米国>英国>日本の順番は、株式(投資信託)の保有割合による複利効果で説明がつくように思えます。

ポン
ポン
ここまで差がつくと驚きですね。
シン
シン
米国・英国は日本よりインフレが進行している影響もありますが、それにしても非常に大きな差です。

inflation
(引用)世界経済のネタ帳

【お金の価値が減る!?】資産形成の大敵「インフレ」の正体と対策本記事では、貯金の価値を目減りさせる嫌な存在「インフレ」の正体とわが家のシンプルな対策について解説します。...

 

なぜ日本人は投資をしないのか?

それでは次に、「なぜ多くの日本人が投資をしないのか」について、自分たちの経験も踏まえて私見を述べたいと思います。

わが家なりに、理由は大きく3つあると考えています。

 

①これまで投資をしなくてもよかったから

日本は高度経済成長のおかげで、終身雇用・年功序列というロールモデルを確立しました。

定年まで勤め上げれば、寿命を全うするまでの間、退職金と年金で悠々自適に暮らすことができたのです。

 

また、バブル当時は預貯金にも数%の破格の金利がついていました。

要するに、投資をしなくても一生暮らすのには困らなかったのだと思います。

シン
シン
人生逃げ切り世代の特権ですね。
ポン
ポン
一方で現在の20〜30代は、退職金減・年金減・寿命続伸などを考慮したライフプランニングが必要だと思います。

 

②バブル崩壊と日本市場の不況

日本では1986-1991年の間バブル景気に歓喜し、バブル崩壊後は30年不況が続いています。

 

更に、今後は人口減により経済成長の鈍化も想定されます。

以下のGDP予測では、なだらかに経済成長は持続するものの、2050年には世界8位まで転落する見通しとなっています。

gdp

(引用)週間東洋経済plus

 

また、投資には「ホームカントリーバイアス」がつきものです。

ホームカントリーバイアスとは

投資家がさまざまな理由によって海外投資に慎重になり、自国市場/資産への投資が厚くなる傾向のことです。

(引用)カブドットコム証券|金融/証券用語集

 

「投資=日本国内」と考えている方は、日本市場の低迷から、投資に踏み出せない場合もあるかと思います。

Nikkei 225(1970-)

(出典)wikipedia 日経平均株価より

ポン
ポン
人口減と日本企業の業績を考えると、今後日本市場が右肩上がりに成長するかは不透明ですね。

 

③金融に関する教育が実施されていない

わが家は学校や家庭で、お金についてまともな教育を受けた記憶がありません。

おそらく多くの日本人も、同じ感想を持っていると思います(笑)

そしてその結果が、調査結果にも現れています。

 

まずは、日米の比較です。

literacy_japan_america
(引用)金融広報中央委員会|金融リテラシー調査2019

シン
シン
設問①〜⑥の正答率は大きく違いますね。
ポン
ポン
日本人は、「金融知識に自信がある人、金融教育を学校で受けた人」が少ないとデータでもハッキリ出ています。

 

次に、日本とOECD加盟国(英国・ドイツ・フランス)との比較です。

日米比較と若干問題が異なりますが、同様の調査です。

literacy_oecd
(引用)金融広報中央委員会|金融リテラシー調査2019

シン
シン
4国の中で日本は最下位ですね。
ポン
ポン
トップのフランスとは大きく差が開いています。

 

欧米で過ごしたことはありませんので実体験としては語れませんが…

ネットや書籍で調べる限り、日本と欧米の差は以下2点によるものと考えられます。

  1. 学校での教育
  2. 親から子への教育

 

日本でも学校で薄い知識は学びますが、なぜ?どうして?どうするの?がありません。

自分自身も、言葉を覚えてテストの空欄を埋めるだけで、本質的には理解してこなかったなというのが実感です。

シン
シン
「Q.モノやサービスの価格が上がる現象は?」「A.インフレ」みたいな、クイズレベルの理解度しかありませんでした。
ポン
ポン
欧米では実際に子供にお金を渡して、投資を実践させるケースもあるみたいですね。

 

まとめ

本記事では、「なんで日本人は投資をしないんだろう?」といった単純な疑問から、欧米・日本家計の「金融資産構成」を比較してみました。

結果としては、欧米は日本より個人での資産運用に積極的で、資産を増やしていることがわかりました。

 

わが家もアラサーまでは、何も疑問に感じることなく貯金だけで生きてきましたが…

現在は考え方・ライフプランニングを改め、生活防衛資金を除く余剰資金の8割を米国株式インデックスファンドで運用しています。

2021年5月時点では総額1,326万円を運用し、含み益は約164万円(+14.11%)となりました。

performance_202105
【2021年5月版】インデックス投資実績【VTI・楽天VTIのみ】【VTI80:現金20】のシンプルなインデックス投資実績です。2021年5月末のリスク資産(VTI・楽天VTI)総額は、1,326万円(+14.11%)となりました。...

 

現在は相場のおかげもあり、運用益が出ていますが、投資に絶対はないことは留意しておきたいところです(自戒)

全世界・米国株式のインデックスファンドに投資をしようと、長期運用の中では数年連続でマイナスとなる期間もありました。

そして今後どうなるかは、誰にも分かりません。


急に投資には踏み出しにくい方は、まずは「収入ー支出」の最適化から始めるのがおすすめです。

資産運用をするにも、まずは種銭が必要となります。

資産形成 =(収入ー支出)+ 資産×運用利回り

(引用)橘玲|新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方

 

ひとつの目安は、バビロンの大富豪の教えにある「手取り収入の10%以上を貯蓄」になるかと思います。

わが家の場合、毎月の貯蓄率は50%前後となっています。

シン
シン
急に収入を上げることは難しいので、まずは不要な支出を低減するのがおすすめですね。
ポン
ポン
住居、車、保険、通信費などなど、見直し(最適化)を図れる項目はたくさんあります。

 

ポイントは蓄財にフルスイングしすぎず、適度に浪費もしてQOLを落とさないことかと思います。

老後へ向けた蓄財が目的になり、今を楽しめないと本末転倒ですからね(笑)

die_with_zero
【FIRE論】DIE WITH ZEROから学ぶ「蓄財と浪費」のバランス最近、YoutubeやTwitterでも話題になっていた「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)」を読みました。サイドFIREを目指す上で、本書に学び行動したことを紹介します。キモは「蓄財と浪費」のバランスだと考えます。...

 

シン・ポン
シン・ポン
以上、シンとポンでした。