資産運用

【GAFAM好決算】それでもわが家がグロース株ETFを買わない理由

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シンとポン(@ShinPon_Money)です。

わが家は【VTI80:現金20】のシンプルな資産運用(インデックス投資)を実践しています。

 

’21年4月末現在、米国企業の決算発表が続いており、Twitterでも毎日のように話題となっています。

特にGAFAMの決算は好調だったようですね。

 

現在はコロナウィルスのパンデミックによる金融緩和で株高も続いているため

GAFAMすごすぎる。
今の相場ならQQQなどのグロース株ETF(またはGAFAM個別株)を買っておけばいいのかも。

こんな声もちらほら聞こえてきます。

 

「大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100 」も人気みたいで、通称の「レバナス」というワードをよく目にしますね。

 

ですがわが家は、人気のQQQ・VUGなどのグロース株ETF(または投資信託)へ投資するつもりはありません。

本日は、GAFAMの牽引により絶好調なグロース株ETFに手を出さない理由について、私見を述べたいと思います。

 

グロース株優勢はいつまで続くか分からない

世界最大級の運用会社バンガードは、米国株の向こう10年間の名目リターン(年率)について、「バリュー株:4.4%〜6.4%」「グロース株:-0.1%〜1.9%」と予想しています。

グロース株推しの方には驚きの予想かもしれません。

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(引用)Vanguard|2021 March Market perspectives

 

わが家のスタンスは「将来の相場は誰にも読めない」なので(※)、正直バンガードのこの予想もアテにはしていません。

個人投資家の予想よりはよっぽど信頼していますが(笑)

※資本主義経済が続き(人口減少に転じるまでは)全世界株・米国株が長期的に右肩上がりになる前提には立っています。

 

何が言いたいかと言うと、グロース株優勢はいつまで続くか分からないと言うことです。

 

試しに、VTIとQQQの「年平均成長率・リスク(標準偏差)・シャープレシオ」を期間ごとに比較してみましょう。

PortfolioVisualizerのバックテストで算出。

ETF期間年平均成長率
CAGR
リスク(標準偏差)Stdevシャープレシオ

QQQ
2000〜2010-4.27%28.86%-0.09
2010〜202020.33%16.341.19
2000〜20206.75%23.64%0.33

VTI

2000〜20101.20%16.86%0.01
2010〜202013.96%14.64%0.93
2000〜20206.95%15.67%0.41

※スマホの場合、左右にスライドできます

 

ここ10年絶好調のQQQですが、2000年代は全くトレンドが違います。

米国経済の低迷(ITバブル崩壊、リーマンショック)もあり、トータルリターンはマイナスでした。

2000年〜2020年のトータルリターンでみても、QQQは市場平均(VTI)に劣後しています。

要するに市場にはサイクルがあり、トレンドは変わっていくということです。

シン
シン
アマゾンのジェフ・ベゾスが「アマゾンは永遠でなくいつか潰れる」と発言したことは有名ですよね。
ポン
ポン
それがいつかは分かりませんが、いつまでも絶好調ということは無いと思っています。

 

市場の一部にヤマを張った投資を成功させるのは難しい

市場にはサイクルがあり、トレンドは変わっていく。

そうである以上、市場の一部にヤマを張って投資をする「グロース株投資」は、一般家庭の長期運用に向かないのではと考えます。

 

「グロース株がオワコンになったら新しいトレンドに乗り換えちゃえ!」というのも一つの考え方だと思いますが、これには相当アクティブな判断が伴います。

加えて、手数料・税金などの犠牲を払う必要もあるでしょう。

 

グロース株が好調な時はグロース株ETFへ、バリュー株が好調な時はバリュー株ETFへ。

もしこんな戦法がまかり通るのならば、わが家もぜひともやりたいです。

シン
シン
でも、世の中そう甘くはありません。きっと大半はうまくいかないでしょう。

 

以上を踏まえると、わが家のような「普通の人」にとっては、現代ポートフォリオ理論に基づき市場全体へ投資するのが吉なのではと思います。

 

Twitterでも度々、「S&P500からGAFAMを除いたS&P495はTOPIX並に低パフォーマンスだ」ということが話題になります。

「低成長のS&P495ではなく、S&P5(GAFAM)に投資すれば良くね!?」ということなのでしょう。

でも、上記のツイートの通り、その時代によって市場の牽引役は変わるんですよね。

ネクストGAFAMが読めない以上市場全体に投資をして、中長期的に経済全体が成長していくことの恩恵にあやかりたいと思います。

 

参考ですが、ETF Research Centerというサイトで、ファンドの内容がどれぐらい重複しているかを調べることができます。

米国市場(VTI)と、QQQ・VUGを比較してみた結果、以下の通りでした。

ETFVTIとの重複
QQQ33%
VUG48%
ポン
ポン
QQQはNASDAQ市場の中でも100社に絞った指数なので当然ですが、思ったよりも市場の偏った部分に投資しているのですね。

 

まとめ

本記事では、GAFAMの牽引により絶好料なグロース株ETF(または投資信託)に投資しない理由を述べました。

  1. グロース株優勢はいつまで続くか分からない
  2. 市場の一部にヤマを張った投資を成功させるのは難しい

 

勝手ながら、グロース株ETF(あるいは投資信託)が投資対象になる方は、以下の2パターンなんじゃないかと想像します。

  1. グロース株が資産形成期〜資産活用期まで伸び続けると信じる方
  2. トレンドの終焉時にうまく売り抜けて、次のトレンドに投資でき、それを成功させる自信のある方

 

わが家は、市場にはサイクルがありこれまでもトレンドは入れ替ってきましたので、これからもグロース株が伸び続けるとは思いません。

また、タイミングを測ってうまく投資対象をスイッチする技量・度量はありません。

 

今をときめくグロース株(特にGAFAM)へは、これからもVTIを通じて投資で十分だと考えています。

今後もブレずに、自分たちの航路である【VTI80:現金20】を守り続けたいと思います。

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シン・ポン
シン・ポン
以上、参考にしていただければ嬉しいです。