- お金の知識をつけて人生を変えたい
- 資産運用を始めたいがどこから勉強したらいいかわからない
- 経験者のおすすめ本が知りたい
シンとポンです。
本日は、サラリーマンの人生を変える「お金の本」についてです。
Twitterでも本に関するツイートに反響があったので、記事にしました。
本日は、実際にわが家(夫シン)が読破した本の中から、もっとも影響を受け役に立った7冊を紹介していきます。


1:バビロン大富豪の教え(漫画版)|大橋弘祐
本書は、ジョージ・S・クレイソンの原作を、分かりやすく漫画版にリメークしたものです。
原作は1920年代に発刊されており、100年読み継がれる「お金の教養本」と言われています。
本書は、古代バビロニア王国(紀元前)の頃から変わらない、お金持ちになれる真理を学ぶ本です。
具体的な投資手法やノウハウではなく、経済的に豊かになるための心得・知恵を習得できます。
①家族と自分の将来のために、収入の10分の1以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう
②黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群を膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう
①はお金を貯めることの重要性、②はお金を運用して増やすことの重要性を説いています。
2:お金の大学|両@リベ大学長
本書は、Youtubeチャンネル登録53.5万人・Twitterフォロワー19.1万人(’20年9月末)を誇る、リベラルアーツ大学@両学長の渾身の一作です。
お金にまつわる5つの力(①貯める・②稼ぐ・③増やす・④守る・⑤使う)について、分かりやすく効率的に学べます。
おかげさまで、お金の大学が楽天ブックスの、ビジネス書ジャンルで、2020年の上半期1位を獲得したそうや。
リアル書店からも続々と注文が入ってて、現在、約12万部!30万部ぐらいは目指せるかもしれん^_^
これからも、少しでも皆の役に立てるように、頑張って情報発信を続けていくで~^_^ pic.twitter.com/C68Xkbs0gj
— 両🦁自由に生きるための知恵を配信中 – リベ大学長 (@freelife_blog) June 29, 2020
初心者向けに具体的な手法を提示するハウツー本としては、この一冊で十分でしょう。
本書の内容は、両学長のyoutubeチャンネルでも全て無料で公開されています。
ですが、動画は毎日更新されており、累計750本を超えています。
そのため初心者の方には、5つの力をギュッと凝縮し1つの本にまとめてある本書がバイブルになると考えます。
著書の中で関心を持ち、さらに深く学びたい項目については、youtube動画を見ることをおすすめします。
3:人生は攻略できる|橘玲
本書は、経済・金融に関する様々な書籍を執筆されており、ベストセラーを連発されている橘玲(たちばなあきら)さんの本です。
お金をはじめとする、人生の攻略本となっています。
本書は、橘玲氏の「まとめ本」的な存在です。
①お金・②仕事・③愛情・友情をテーマに、これから現代社会に飛び込もうとする若者(20代)向けに、分かりやすくまとめてあります。
ですが、私たち30〜40代のサラリーマンにとっても実践できていないことが多く、非常に学ぶことが多いです。
おはようございます☀️
橘玲著「人生は攻略できる」では、①〜③を最適化する必要性が説かれています😌
①お金(金融資本)
②仕事(人的資本)
③愛情・友情(社会資本)いくらお金があっても、愛情・友情なしには幸福な人生とは言えませんよね😂
今日も頑張っていきましょう✨#おは戦20929sk
— シンとポン@マネーシフト実践中 (@ShinPon_Money) September 28, 2020
投資の具体的な手法などには触れられていませんが、「1:バビロンの大富豪」の教えを、現代社会で実践するための指南本といってもいいでしょう。
4:お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方|橘玲
本書も、橘玲氏のベストセラーです。
「3:人生は攻略できる」と違い、お金に特化した作品となっています。
特に、お金持ちになるたった3つの方法は重要です。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
これらをまとめた、お金持ちの方程式は以下の通りです。
お金持ち =(①収入ー②支出)+ ③(資産×運用利回り)
これを実現するために、資産運用・不動産(マイホーム)・保険の見直しなどについて、かなり具体的かつ論理的に解説されています。
特にマイホームや保険についてはズバッと斬られています。
マイホームを夢見る方、保険に安心を求める方には、受け入れがたい事実もたくさんあると思います。
また、日本社会の制度の歪みに着目した、法人化による合法的な節税方法も紹介されていますので、自営業の方や将来脱サラしたい人にとっても必読です。
5:金持ち父さん 貧乏父さん|ロバート キヨサキ
本書は、金持ち父さん(友人の父)と、貧乏父さん(実の父)を持つ筆者が、お金の哲学について説いた本です。
本書で得られるは、一言で言うとお金持ちのマインドです。
本書のメッセージを要約すると、以下の2点です。
- 経済的自由を得るために資産を買おう
- 金融リテラシーを高めよう
特に、以下2つの名言は有名で、私たちも共感しました。
・貧乏父さん:私はお金のために働く
・金持ち父さん:お金が私のために働く
・資産は、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの。
・負債は、あなたのポケットからお金を取っていくもの。
本書ではもう一つ重要なキーワードとして、「ラットレース」という言葉が出てきます。
これは、回し車を走るネズミのように、走っても走っても前に進まない(資産が増えない)状態のことを指します。

こう聞くと、汗水たらして働くことを馬鹿にしているのか!?と批判的に捉える人も多いようですが…
著者は、「いくら稼いでもそれを消費に回してしまって支払いに追われる方」に対して、「いつまでその生活を続けるつもりなんだい」忠告しているのだと思います。
6:1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました|トマス・J・スタンリー
こちらの本は、アメリカのミリオネア(億万長者)を徹底調査した、トマス・スタンリー氏の著書です。
アメリカのお金持ちには、世間のイメージとは異なる特徴があったそうです。
- 高級住宅街ではなく下町のありふれた家に住んでいる
- 安いスーツを着ている
- 頑丈で燃費の良い車を乗り回している
つまり、周囲に住んでいる方は、この質素な一家が億万長者とは気付きません。
日本でも100人に1人の割合で億万長者がいるそうですが、高級住宅街ではなくきっとあなたの近くに住んでいることでしょう。
本書では、収入の10〜15%を貯蓄に回す倹約を続けていれば、誰でも億万長者になれると説きます(正確には平均収入の倍が必要のようですが、共働きで解決。)
一般人の方でも、億万長者になれることを教えてくれる良著。おすすめです。
7:ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集|石角完爾
本書は、ユダヤ教に改宗した特殊な経歴をお持ちの石角完爾さんの著書です。
ユダヤ人?タルムード?なんてスピリチュアルな…と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、現世界においてお金持ちの35%はユダヤ人とも言われています、タルムードにはその秘訣が詰まっています。
ユダヤ人のお金持ち(成功者)の例
Facebookのマーク・ザッカーバーグ、Googleのラリー・ペイジ、スターバックスのハワード・シュルツ、ゴールドマンサックスのマーカス・ゴールドマン etc…
タルムードとはユダヤ教の聖典で、お金や生活の知恵が詰まった書。
ユダヤ人の母は、タルムードを子供に読み聞かせ、「なぜ?」「あなたならどう考える?」と教育していくそうです。
この本では、具体的なハウツー本ではなく、リスクコントロールの重要性など「心得・知恵」が学べる本です。
みなさんご存知のリスク分散に関する格言「卵を一つのカゴに盛るな」も、どうやらタルムードからきているようです。
鶏の卵の運び方
母:鶏小屋にいって、卵をとっていらっしゃい
子:鶏小屋にいって、両手にいっぱいの卵をかかえてくる
母:どうして両手にいっぱい持ってきたの?
子:だって一回で済むから
母:もし転んだら全部卵がダメになるわよ、どうしたらいいの?
子:(翌日は)卵を2回に分けて運んでくる
母:良い子ね、よく出来ました
まとめ
本日は、サラリーマンの人生を変える「お金の本」7選を紹介してきました。
ここまで読んでいただいた方は、
と思われたかもしれません。
実はその通りなのです。
本質的な心得・知恵が書かれた本、具体的な手法などハウツーが書かれた本など、本によって違いはありますが、本質(ポイント)は共通しています。
- お金を稼ぐこと
- 支出を減らすこと
- 資産を買って運用すること
- 資産を守ること
全くの初心者の方は、まず「1:バビロンの大富豪」を読んでみてはいかがでしょうか。やる気になります。
その次に、「2:お金の大学」で具体的な手法を学ぶと良いでしょう。
基礎的な知識がある方は、その他の5冊を読み進めていただくと、①〜④について更に理解が深まります。