資産運用

【2020年版】実質コスト最安の「全世界株式」投資信託まとめ

toushin_all_country

 

シンとポン(@ShinPon_Money)です。

本日は、実質コストが最安の全世界株式「投資信託」を検証していきます。

 

比較候補は以下の4つ。

つみたてNISAにも設定があり、信託報酬の安いインデックスファンド4選です。

比較銘柄
  1. eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
  2. 楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)
  3. SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)
  4. 野村つみたて外国株投信

シン
シン
以下の3銘柄も検討しましたが、1年間通しての運用報告書がまだなかったので、省きました。
  • たわらノーロード全世界株式
  • ニッセイ世界株式ファンド
  • つみたて全世界株式

 

各ファンドの「運用報告書」を確認し、実質コストを比較した結果…

わずかな差ではありますが「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)」が、2020年10月時点では一歩リードという結果になりました。

シン
シン
それではさっそく、詳しくみていきましょう。
ポン
ポン
実質コストの算出方法に興味のない方は、「もくじ・まとめ」でも完結しますので、読み飛ばしてくださいね。

 

①eMAXIS Slim全世界株式【実質コスト:0.209%】

このファンドは、三菱UFJ国際投信が手掛ける「eMAXIS Slimシリーズ」のひとつです。

「とことんコストを追求する投資信託」がキャッチコピーで、同種ファンドにおける業界最低水準のコストを目指しています。

ファンド情報
  1. 設定日:2018年7月3日
  2. 純資産額:526.57億円
  3. 信託報酬:0.1144%
  4. 実質コスト:0.209%

シン
シン
実質コストの詳細は以下の通りです。

emaxis
(引用)三菱UFJ国際投信|eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 運用報告書(全体版)2020.04.27

 

eMAXIS Slim全世界株式の場合、実質コストは運用報告書にある項目a〜dの単純合計「0.209%」となります。

ポン
ポン
運用報告書の数字がそのまま実質コストなので、わかりやすいですね。
シン
シン
eMAXIS Slimの全世界株式シリーズには、以下①日本を除いたもの、②3地域均等型(日本・先進国・新興国)もあります。
  1. eMAXIS Slim全世界株式(除く日本):実質コスト0.218%
  2. eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型):実質コスト0.225%

 

②楽天VT【実質コスト:0.261%】

このファンドは、楽天投信投資顧問が手掛ける人気ファンドの一つで、米国ETF「VT」が投資対象です。

ファンド情報
  1. 設定日:2017年9月29日
  2. 純資産額:529.52億円
  3. 信託報酬:0.212%
  4. 実質コスト:0.261%

シン
シン
同様に、最新の運用報告書で実質コストをみていきましょう。

rakuten_vt(引用)楽天投資信託顧問|楽天・全世界株式インデックスファンド 運用報告書(全体版)

 

楽天VTの場合、実質コストは運用報告書にある項目a〜dの単純合計ではありません。

上記のコストに、投資先のETF「VT」の経費率「0.08%」を上乗せする必要があります。

つまり、「0.181%+0.08%=0.261%」が実質コストです。

ポン
ポン
少しややこしいですが、これで実質コストもハッキリしましたね。

③SBI・全世界株式【実質コスト:0.1965%】

このファンドは、SBIグループの運用会社SBIアセットマネジメントが手掛ける、低コストファンドの一つです。

三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズと、コスト競争を繰り広げています。

ファンド情報
  1. 設定日:2017年12月6日
  2. 純資産額:101.91億円
  3. 信託報酬:0.1102%
  4. 実質コスト:0.1965%

シン
シン
同様に、最新の運用報告書をみていきましょう。

sbi(引用)SBIアセットマネジメント|SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))運用報告書(全体版)第2期2019/11/12

 

SBI・全世界株式の場合も、実質コストは運用報告書にある項目a〜dの単純合計ではありません。

3つのETF「SCHB」「SPDW」「SPEM」が投資対象となっているため、上記のコストにETFの経費率「0.0415%」を上乗せする必要があります。

つまり、「0.155+0.0415=0.1965%」が実質コストになります。

<ETFの経費率概算>
①+②+③=0.0415%

  1. SCHB:経費率0.03%×55%=0.0165%
  2. SPDW:経費率0.04%×35%=0.014%
  3. SPEM:経費率0.11%×10%=0.011%

(引用)SBIアセットマネジメント|SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))交付目論見書

ポン
ポン
楽天VTより更にややこしいですが、なんとか実質コストも算出できました。

④野村つみたて外国株投信【実質コスト:0.247%】

このファンドは、野村アセットマネジメントが手掛ける低コストファンドの一つです。

ファンド情報
  1. 設定日:2017年10月2日
  2. 純資産額:212.64億円
  3. 信託報酬:0.209%
  4. 実質コスト:0.247%

シン
シン
実質コストの詳細は以下の通りです。

nomura
(引用)野村アセットマネジメント|野村つみたて外国株投信運用報告書(全体版)2020年05月12日

 

野村積立外国株投信の場合、実質コストは運用報告書にある項目a〜dの単純合計「0.247%」となります。

ポン
ポン
こちらは運用報告書の数字がそのまま実質コストなので、わかりやすいですね。

まとめ

本日は、全世界株式のインデックスファンドの中でも、最も実質コストの安いファンドを検証しました。

結論としては、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」が、若干リードする結果となりました。

 

まとめると、以下の通りです。

ファンド実質コスト信託報酬純資産額(’20年10月)
eMAXIS Slim全世界株式
(オール・カントリー)
 0.209%0.1144%526.57億円
楽天・全世界株式
インデックスファンド
0.261%0.212%529.52億円
SBI・全世界株式
インデックス・ファンド
 0.1965%0.1102%  101.91億円
野村つみたて
外国株投信
0.247%0.209%212.64億円

シン
シン
近年コストの下げ合い合戦が続いていますが、いずれ同等の水準で下げ止まることが想定されます。
ポン
ポン
どのファンドも低コストの優良ファンドなので、好みで選べばOKだと思います。

 

また、本日比較したファンドは純資産額が十分に大きく、現在も拡大中であるため、繰上償還の心配も少ないのではと考えます。

投資信託の繰上償還とは、当初設定されていた償還期日より前に投資信託が償還される、つまり、運用が途中で終了してしまうことです。

(引用)投信資料館

シン
シン
繰上償還は、一般的に純資産10億円が目安と言われています。

 

全世界株式の投資信託選びにおいて、参考になれば嬉しいです。

 

ちなみにわが家は、全世界株式ではなく米国株式へ投資しています。

一般家庭でも再現可能な、【現金:VTI】だけの資産運用を実践していますので、よければ以下の記事も参考にしてください。

investment_vti
【現金20:VTI80】わが家の投資手法とアセットアロケーション【現金20:VTI80】のシンプルなインデックス投資を実践するわが家。その投資手法とアセットアロケーションについてまとめました。...

 

シン・ポン
シン・ポン
以上、シンとポンでした。